「英語教育っていつから始めたらいいの?」
「何から手をつければいいのかわからない…」。そんな風に悩んでいませんか?
マルチリンガルにしようと決めて18年間。
子供をトリリンガルに育てた我が家の経験から、0歳から小学生まで、子どもの成長段階に合わせた多言語育児の始め方と進め方をお伝えします。
お子さんによって興味や進度は違いますので、性格や年齢に合わせて無理なく、楽しく多言語が学べる環境を整えてください!
※この記事はプロモーションを含みます。
【0歳〜1歳半頃】とにかく「音」に触れる!遊びの中で言葉のシャワーを
この時期は、言葉を「インプット」する大切な時期です。耳から入る音を通じて、赤ちゃんは言葉の響きやリズムを自然に吸収していきます。
0歳:
ママやパパの声が一番の「教材」
意識すること: まずは日本語と、そして我が家の場合はイタリア語。
親や周囲が話す言葉を、とにかくたくさん聞かせてあげることで、沢山の言葉をインプットさせます。
赤ちゃんが言葉を理解できなくても、言葉を蓄えて準備が出来たら話始めるので、語りかけはとても大切です。
実践例:
まずは習慣づけ。
何事も興味がないと楽しく覚える事は出来ないので、本に興味を持ってもらうために柔らかい絵本や音の出る絵本を数冊購入。
触れながら、一緒に音を楽しんだり、絵について色々と話したりしていました。
1歳:
楽しむことが最優先!「言葉遊び」を意識。
1歳を過ぎると、手や指先も器用になり、興味の対象が広がります。
言葉と行動が少しずつ結びつき始める時期です。
本に興味が出てきたら夜寝る前の30分を「読書タイム」に。
同じ絵本を何度も読むことで、心地よいルーティンにもなりますし、赤ちゃんは言葉の繰り返しから多くのことを学びます。
意識すること:
「言葉の吸収力」が素晴らしい時期。
この頃は名詞や形容詞を中心に、身の回りにある物の名前や、状態を表す言葉をたくさん教えてあげました。
大切なのは興味があることにとことん付き合うこと。
実践例:
日本語とイタリア語の絵本を手の届く場所に置いておきました。
汚しても破れてもOK!とにかく絵本に親しみ、楽しんでくれることが一番です。
この頃、娘は「Mangiare(食べる)」「Andiamo(行こう)」のような動詞もどんどん話すようになり、簡単な意思表示ができるように。
親や周囲が話していることを真似して、言葉が出てくるのが面白かったです。
「Metti a posto(片付けて)」と言うと、何でも引き出しに入れようとしたり、「Fa male(いたい)」と言って傷にキスをねだりに来たり…言葉と行動が結びつく様子に、成長を感じる日々でした。
電話で話している私の真似をしたり、気に入った響きの言葉はすぐに覚えたり。
「真似っこ」から言葉を習得していく時期なので、親が楽しく話す姿を見せることが大切だと思います。
1歳11ヶ月頃には、「いやだ」という言葉を覚えて頻繁に使うように。
日本語で言ったことを、イタリア語でも言うようになり、言語の関連付けが始まっていました。