海外在住でイタリア語・日本語・英語・フランス語を自然に伸ばすには?
10〜12歳という多忙な時期に実践したリアルな工夫を時系列でまとめました。
音楽学校や習い事で時間がなくても、日常の小さな習慣で語学力は伸ばせることがお伝え出来ればと思います。
この記事はプロモーションを含みます。
10歳|音楽漬けでも日本語をキープする3つの仕掛け
音楽学校でピアノ、コーラス、ソルフェージュ、コンクールに演奏会が一日に2回あったり、いくとかのイベントで演奏したりと一番忙しかった頃。
健康管理にもと運動の習い事柔術もやっていたので、語学は後回しにした時期でした。
それでも毎日日本語を使うようにと楽器の練習時に日本語を使う。
そして、お楽しみの時間は好きなドラマや本を読むようにしていました。
- NHK朝ドラ&大河で“15分インプット”
・朝ドラ・大河を家族で夜に1話or数話だけ視聴。朝ドラは短いので時間がなくても◎
・お気に入りは★朝が来た/★篤姫(セリフを暗唱するほど!)他のおすすめドラマはこちらへ - 夏休みは日本で同年代と遊ぶ
日本語モチベーションが急上昇。学校には入れず、家族時間+楽器練習を優先。 - 好きな漫画・偉人伝を“爆買い&読み放題”
数冊だけを何度も再読→語彙が定着。
何度も読んだおすすめ世界の偉人伝
歴史に名を遺した素晴らしい人たちの名言も載っているので、読んでいて「私も頑張ろう!」という気持ちにさせてくれる本です。
日本の歴史上の人物を覚えて欲しくて小学生の時に購入。面白いと何度も読んだので豊臣秀吉、徳川家康も購入したほど。
梅子の父がどうしてまだ小さな梅子をアメリカへ行かせたのか、6歳で親元を離れてアメリカへ渡り勉強するなどとても興味深く何度も読んでいました。
キューリー夫人が小さい頃の物語もあり、どう育ったのか、そして研究とはどのようにやるのかなどが分かり、面白かったと何度も何度も繰り返して読んだ本です。
丁度歴史で勉強していたのと、古代ローマ史もやっていたので色々と繋がって面白かったそうです。
ピアニストであり、作曲家として有名なシューマンを支えた強い女性の物語。音楽を勉強している人には興味深いお話です。
1歳の時に酷いやけどで指が癒着してしまいますが、手術でわずかながら使えるようになったことで医師を目指し細菌学者となる。
自分のやるべきことをやり遂げるために自分の使える時間全てを使って、努力し続ける人間こそが、逆境を乗り越え、自分そして世界の未来さえも変えていく。この世に「奇跡」も「天才」もない。そこにあったのは、本人の「意思」と「情熱」と「絶え間無い努力」それらが起こした、必然…。
11歳|中学生になり語学再開
勉強が忙しくなるので一旦音楽学校はやめた時期です。
主に音楽に時間を割いていた小学校時代から少しずつお勉強にシフトしていきました。
日本語:漢字は“寝る前5分”作戦
学校の宿題とバイオリン練習で時間がない。
なので、 ベッド横に漢字一覧を貼り毎日少しずつ読み、少し覚えたらクイズを出して楽しく覚える作戦。
目標は小3漢字を読めること。
クイズはツボにはまって「もっと出題して!」と楽しんでいました。
漢字の表は以前やっていた通信教育のものを使用しました↓。
英語:PET テキストを1周完了
パパが担当。反復不足が課題なので夏休みに集中復習を計画。
フランス語:学校の第2外国語+家族で発音バトル
10歳の時にフランス語はお休みしていましたが、中学校の授業で必修だったので再開。
学校の教科書についているCDを休日に一緒に聞き、誰が一番ネイティブ風かを競争。ゲーム化して楽しんでいました。
12歳|“読む力”が爆伸びした文学ブーム
- ダンテの絵本→授業がラクに
- ドラマ&漫画で覚えた英語フレーズは長期記憶に残る
- 語学=楽しいコンテンツとリンクさせると伸びが段違い
✔ 毎日日本語に触れる仕組みを作る
✔ “好き”を起点に教材を厳選→再読・再視聴で語彙が定着
✔ 漢字や文法は寝る前の5分など“スキマ時間”に小分け
まとめ|忙しくても続けられた3つのコツ
- 短時間×高頻度:15分ドラマ/5分漢字など
- モチベーションは“好き”で育てる:音楽・漫画・文学
- 家族巻き込み戦略:発音対決や共同視聴で習慣化
10〜12歳のリアルな試行錯誤が、同じように海外で育児をされるご家庭のヒントになれば幸いです。
「もっと詳しい教材リストが知りたい!」などあれば気軽にコメントしてください。