幼児から学ぶ英語環境の作り方、バイリンガル育児の注意点

子供をトリリンガルに育てるまでにやってよかった事をご紹介します。

幼稚園前のお子さんにおすすめな英語導入方法です。

前回の記事はこちら

 

5)日本語と英語をつなげよう

子供は、真似をすること、そして、真似たものをイメージとつなげて覚えていきます。

例えば、赤ちゃんには、「まんま」と言って食べ物を口に入れます。

そうすると、赤ちゃんは口に入ったものが「まんま」なんだと理解します。

赤ちゃんが「まんま」というと、お母さんが食べ物を口に入れてくれ、あ、これがまんまなんだなとつなげていきます。

これと同じ要領で、日本語で1フレーズ(簡単でいい)を言い、その次に英語で同じフレーズを言うという作業を何度も繰り返してください。

そうすることで、日本語と英語のフレーズを同じ意味と理解し、更に続けることで日本語のAという文を言うと、英語のAという文がオートマティックに出てきます。

私の発音は思いっきり日本語英語だからと心配せず、話しかけてあげることが大事。ネイティブの発音を沢山聞かせることで、きちんと聞き取れる耳と脳は養えます。

我が家もこの作業を繰り返していました。

娘は英語やイタリア語で質問しても日本語でしか答えませんでしたが、ちゃんと英語の文を理解して、日本語で答えていました。

英語、イタリア語で「ペン取ってくれる?」などの簡単な文は聞いた質問は理解出来ていました。

  • 毎日繰り返すことが大事。
  • 親が英語なんて話せないという人でも、ストレスにならないように楽しく。良い機会と考えて、子供と一緒に1から楽しく学んでいきましょう。

 

6)英語嫌いにならないか、ストレスにならないか?

幼児期から英語の勉強と聞いて、大変そう、ストレスになりそう、そんなに小さいころから子供がかわいそうなんて思っている方へ。

そうなるかならないかは、親次第!

子供は、ママやパパと遊ぶのが大好き。

あくまでも遊びながら英語を聞いたり、ママやパパと絵本を見たりすることで楽しく英語を吸収できます!

そして、沢山ほめる。親が喜ぶ顔をみると子供は嬉しいものです。

英語嫌いになってしまうのは、いつでまに試験に合格しないとと親がプレッシャーをかけたり、何がなんでも英語をと力みすぎてしまうから。

まず大事なのは、英語は家庭内に自然にあるものだと思わせる。

そして、英語好きにさせること。語学は楽しいと思わせる。

イメージと音(発音)、シチュエーションをつなげると、子供の記憶にイメージとして残ります。

7)語学を勉強する時に気を付ける事

英語勉強で注意が必要なことは、1つのフレーズに英語と日本語を混ぜない事。

何故かというと、フレーズで覚えるのは、文法などを考えなくてもオートマティックにそのフレーズを言えるようになるためです。

なので、そのフレーズに日本語と英語を混ぜて覚えてしまうと、混乱を招いたり、考えないと英語が出てこなくなってしまう可能性があります。

例えば、引き出しの中がごちゃごちゃになっていて何があるか分からないところから探し出すのと綺麗に整理されていて、物が仕分けされてすぐに取り出せる状態の差のようなものです。

でも、混ぜてしまったからと、ストレスにならにでください!

たまに混ぜたからと言って、この世の終わりではありません!

混ぜないほうがいいというのは、後々苦労しないように、出来るだけ気を付けましょうということです。

このように勉強しておくと、他の語学、イタリア語、フランス語などを習う時に楽に習得できます。

8)語学習得のための成功のカギは?

長々と書きましたが、成功するかしないかは、親次第です。

大切なのは、

  • 第一に子供と遊び楽しむ!
  • 楽しく毎日続けること!
  • 子供は何度も繰り返し同じことをやり、覚えていくので、何度も同じことを繰り返すこと。

親が楽しければ子供も楽しい、親が楽しむことが何より大事なのです!

楽しい事はもっとやりたくなる、そして、楽しい事は記憶に残りやすくなります。

興味を引くからもっとやりたくなる。もっと知りたくなる。遊んでいるうちに話せるようになるのです!子供は知る事が大好きなのです!

※ なかなか話し始めないからと焦らないでくださいね。英語に沢山触れていることで体の中に英語の知識を貯めています。なので、話し始めたら早いですよ。