IELTSリーディングでは設問ごとの戦略が得点アップの鍵です。
本記事では頻出タイプごとに解き方・注意点・時短テクニックを紹介します。
設問ごとの出題傾向と解き方戦略
① True / False / Not Given
- Falseは本文と矛盾している点を探す
- Not Givenは「言及がない」がキモ:主語・時制を丁寧に確認
- 順番に出題されるので焦らず一文ずつ照合
② Matching Headings(見出しマッチ)
- 段落の「主旨」に着目。最初と最後の文を重点的に読む
- 選択肢のキーワードをあらかじめチェックしておく
③ Summary Completion(要約補充)
- 本文の語句と一致する表現を探す(言い換え注意)
- 文法的に入る語の品詞を推測しておくと正答率UP
④ Sentence / Table Completion
- 文法的な整合性を意識しながら本文と照合
- テーブルの分類(年・場所・人物など)に注目
⑤ Matching Information(情報の一致)
- 本文中の位置を見極めるスキャニング能力が必要
- キーワードを拾いながら、段落をまたがないよう注意
⑥ Multiple Choice(選択問題)
- 選択肢は本文と同じ語句で書かれていない場合が多い
- 設問を先に読んで本文で根拠を見つける
時間配分と順番のコツ
試験時間は60分。1セクション20分が目安ですが、設問タイプによって調整が必要です。
- 見出しマッチ・マッチング情報問題は後回しでもOK
- True/Falseや要約問題を先に処理し、後半に余裕を持つ
語彙力・文法力との連携がカギ
設問の意味がわからない、選択肢の微妙なニュアンスを取り違える原因は語彙力・構文把握力の不足です。
おすすめの学習講座
問題形式に慣れるだけでなく、論理的に読む力をつけたい方にはオンライン完結型のIELTS対策講座がおすすめです。
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まとめ|設問別対策で「読める」から「解ける」へ
設問ごとのルールやパターンを理解すれば、時間内に正確に解く力が付きます。日々の演習で自分に合った順番や戦略を確立しましょう。