〜語学から世界へ広がる体験/“学び”を“生きた力”に〜
英語を日常に取り入れる生活が定着してきたら、次は「発展フェーズ」へ。
語学を通じて得たものを、さらに広い世界へとつなげていきます。
🌍 トリリンガルからマルチリンガルへ
我が家では、英語だけでなく、日本語・イタリア語・英語の3言語をベースに、
さらに**フランス語(現在B2レベル)**にも発展していきました。
小さい頃から美術館に連れて行き、多くの芸術家がフランスに住んでいたことを知った娘は、8歳の時に「フランス語を習いたい」と自分から言い出しました。
私たちが教えられなかったため教室に通わせることにしました。
7〜8歳はやりたいことがどんどん出てくる時期。今思うと、あのタイミングで「やりたい」をやらせてよかったと実感しています。
📌 ポイント:
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子どもの「やりたい気持ち」は一時的でも、体験は必ず残る
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語学は“教える”より“触れさせる”ことが重要
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幼児期・児童期の好奇心は、将来の学びを助ける下地になる
実際、フランス語は1年で一度やめましたが、12歳で再開した時、意外と覚えていて、スムーズに再スタートできました。
🧠 一つの言語の土台がしっかりしていると、他言語の理解もスムーズに
我が家の土台となる言語はイタリア語です。イタリア語の文法をしっかりと勉強させることで、他の言語にも良い影響があります。そして、小さい頃から日本語・英語に親しんでいると、言葉の並べ変えが柔軟になり、他の言語を習得する時に楽になります。
娘は小さい頃から読んだ絵本、歌、映画などのお陰で9歳の時には沢山の英語の語彙・フレーズを覚えていたので**Preliminary English Test(PET)**に挑戦。
パパと一緒に文法を学ぶ中で、「このフレーズ聞いたことある!」と、知識と感覚をつなげる力が育っていました。
✈️ 語学を“使う”ステージへ
高校生になると、本人の行動範囲が広がります。
我が家では学校のイベントや音楽講習会を活用し、
フランス、スペイン(学校と一緒に)オーストリア、ベルギー、オランダなどに親なしでひとりで行かせる機会を持ちました。
現地で英語やフランス語を使いながら生活・交流する中で、
「今まで学んできた語学が実際に使える!」という喜びと自信が育っていきました。小さい頃から学んで来たことが活かせる時が来ると思うと夢があると思いませんか?
✅ まとめ:語学は「家庭文化」から「世界への扉」へ
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家で育んだ語学は、世界に羽ばたく力になる
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子どものやる気を尊重することで、可能性が自然に広がる
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幼児期のインプットが、将来のアウトプットの土台になる
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語学を使う体験が、自信と学びのモチベーションにつながる
🌱 家庭での語学はゴールではなく、世界への入り口。
子どもが語学を“使える喜び”に出会えるよう、日々の小さな積み重ねを大切にしていきましょう。