60分で3つの長文。
いかに早く読解するかがカギで、時間配分をミスすると大きな失点になることも。
この記事では時間切れを防ぐための読み方・解き方を徹底解説します。
IELTSリーディングの基本構成と制限時間
- 試験時間：60分
- 設問数：全40問（3パッセージ）
- 解答用紙への転記時間は別途なし
つまり、1パッセージあたり約20分で「読んで、考えて、マーク」する必要があります。
時間切れになる3つの原因
- 本文を最初から最後まで精読してしまう
- 設問と本文を照合するのに時間がかかる
- 分からない問題に長く悩んでしまう
【戦略1】スキミングとスキャニングを使い分ける
スキミング（全体の概要把握）
段落の冒頭文・末文を素早くチェックし、トピックを把握します。
スキャニング（特定情報の探し読み）
設問のキーワード（固有名詞・数値・名詞句）を見つけて、周辺の情報を確認します。
【戦略2】設問タイプ別の読み方
- True/False/Not Given：主張の違いを比較する意識
- Matching Headings：段落の主旨を要約しながら読む
- Sentence Completion：文構造から文法的に当てはめる
【戦略3】時間配分ルールを決める
- 各パッセージに最大20分
- 設問ごとに平均1.5分（全問解けなくても良い）
- 迷ったら10秒で決断、マークして次へ（後で時間があったら見直せるように軽くチェックしておく）
【戦略4】毎日の練習でスピードを体に覚えさせる
英字新聞や過去問を使い、時間を測りながら読む練習を習慣化しましょう。
読みながら頭の中で内容を絵や写真などでイメージすると内容を正確に覚えていられるので、回答する時に役に立ちます。
おすすめ教材＆講座でスピード力を強化
語彙や文構造を素早く理解できるようになるには、正しい方法＋継続練習がカギです。
まとめ｜精読ではなく「効率的な戦略的読解」へ
解答に役立つ読むべき場所を見極めて、時間内で最大得点を狙うのがIELTSリーディング対策の本質です。